シンガポールGPでライバルであるマーク・ウェーバー(レッドブル)と接触し、リタイアに終わったマクラーレンのルイス・ハミルトンがレース終了後、悔しさを語った。
「正直に言って、何が起きたのかよく分からないんだ。彼は僕の視界の外にいたから。じっくりリプレイを見直すよ。本当に困惑しているんだ。僕は勝負に出ただけで、隣には誰一人見えなかった」
「残り4戦となり、チャンピオンシップは厳しくなったね。ここ2戦がこれほど悪い結果になるとは予想だにしなかったよ。もちろん全力は尽くすよ。少なくとも僕かジェンソンのどちらかは目標を達成したいね」とハミルトン。
36周目、セーフティーカー後のリスタートで前を行くウェーバーにターン5でオーバーテイクを試みたハミルトン。ターン6にかけてサイド・バイ・サイドになった後、ウェーバーの右フロントホイールがハミルトンの左リアに接触。スチュワードはレーシングアクシデントと判断している。