バーニー・エクレストンが来月開催予定の韓国GPについての懸念を表明した。日本GP後に予定されている初開催の韓国グランプリ。しかし施設はまだ完成を終えておらず、先週の火曜日に予定されていたFIAの調査も延期されたため、開催自体を危ぶむ声がいよいよ本格化してきた。
「実際に開催されるまで不安が残ることは間違いない。開催には運が必要のようだ。ぜひそうなることを願うばかりだよ。本来ならば6週間前には検査を終えているはずだった。実際、検査はあったんだが、パスしなかったんだ。まさに綱渡り状態だよ。グランプリをキャンセルすべきか否かという瀬戸際まで来ている。彼らは『絶対に大丈夫だ』と主張しているのだから、彼らの意見が正しいことを祈るしかない」とエクレストン。FIAによるサーキット検査は10月11日の月曜日に予定されている。