東芝、EVの航続距離を伸ばす高容量二次電池を開発

エコカー EV
60Ah SCiBセル
60Ah SCiBセル 全 1 枚 拡大写真

東芝は、電気自動車(EV)向けや太陽光発電などの蓄電システム(定置用)向けにセルの容量を60Ahに高めた二次電池「SCiB」を開発した。今年度中に供給する予定。

今回開発したセルは、新材料の採用と充填技術の開発により、急速充電性能、長寿命、低温特性など、二次電池としてのSCiBの特性は維持しながら、体積エネルギー密度を従来比約1.3倍の約230~270Wh/Lに高めることで、高容量化を実現した。

セルの高容量化で、太陽光発電所やスマートグリッドなどで利用される大規模蓄電システムへの適用、EVの航続距離の延長に貢献する。

今回開発した高容量セルは、自動車向けに供給するのに加え、東芝グループの社会インフラ事業である電力貯蔵、太陽光発電、交通、産業分野などにシナジー効果を生かして展開していく方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る