【グッドデザイン10】AKB48に、リーフ、CR-Z…大賞候補ベスト15発表

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グッドデザイン大賞候補、ベスト15発表
グッドデザイン大賞候補、ベスト15発表 全 15 枚 拡大写真

29日、日本産業デザイン振興会は2010年度のグッドデザイン賞を発表。大賞候補となるベスト15には、「AKB48」、『リーフ』、『CR-Z』などが選出された。11月10日に大賞選出会が開かれ、グッドデザイン受賞者と審査委員の投票により大賞が決定される。

2010年度のグッドデザイン賞は、3136件の審査対象に対して、特別賞を含む合計1110件の受賞が決定された。その全ての受賞対象の中で、最も優れていると認められるものがグッドデザイン大賞となる。

大賞候補で、やはり注目となるのはアイドルグループの「AKB48」、審査委員からは、ファンとのコミュニケーションを最大限に活用したアイドルとしてのあり方や、AKB48選抜総選挙などファンから社会までを巻き込むプロジェクトの拡大、また、姉妹ユニットSKE48、NMB48など、地域に密着した活動が評価された。「近年のエンターテインメントプロジェクトデザインとしては群を抜いた先見性と完成度で、社会に非常に大きなインパクトを与えた」との評価コメントを得ている。

自動車関連では、ホンダのハイブリッドカー「CR-Z」は、「走りから生まれたデザインが新しい概念の“エコスポーツ”を呼び起こし、いまやCR-Zは“車の魅力”を再考するための試金石ともいえる。それだけのインパクトがこのCR-Zにはあった。車離れの時代といわれる今日、CR-Zの登場はそこに一石を投じることになるかもしれない」との評価。

日産の電気自動車『リーフ』は「エクステリアデザインも良くまとまっているが、何よりも徹底した環境負荷現象から生まれた生産システムなど、カーメーカーとしてEVカーを通じてゼロ・エミッション社会を目指す包括的な取り組みを高く評価したい」と評価されている。

2009年度の大賞は、JR北海道の『岩見沢駅舎』が受賞、地方都市を元気づける取り組みが評価された。自動車関連ではハイブリッドカーの2台『プリウス』『インサイト』もノミネートされたが、得票は伸びなく、お台場の実物大ガンダムプロジェクトなど、人々を元気づけるものが評価された年であったので、AKB48の受賞もあり得ない話ではない。

グッドデザイン大賞候補ベスト15

●ヤマハ
電子ドラム『DTX950K』

●ダイソン
エアマルチプライアー『AMO1』、『AMO2』、『AMO3』

●日産自動車
電気自動車『リーフ』の普及とゼロ・エミッション社会の推進のための包括的な取り組み

●本田技研工業
ハイブリッド乗用車『CR-Z』

●三浦工業
蒸気ボイラシステム
『BP-201』、『SQ-3000/2500/2000AS』

●日比谷花壇
『ヒビヤカダン 日比谷公園店』

●富士フイルム
汎用超音波画像診断装置『FAZONE CB』

●Vibringe BV
歯科用超音波洗浄器『Vibringe』

●キュービック
カプセルホテル『9h(ナインアワーズ)』

●ソニー
ハイビジョン液晶テレビ『ブラビア NX800シリーズ』

●ソニー
レンズ交換式 デジタルカメラ/デジタルHDビデオカメラレコーダー
"α" 『NEX-5』『NEX-3』"ハンディカム" 『NEX-VG10』

●宇宙航空研究開発機構
宇宙実験施設『きぼう』日本実験棟

●AKS
エンターテインメントプロジェクトデザイン『AKB48』

●コニカミノルタテクノロジーセンター
モノクロ複合機『コニカミノルタbizhub 423/363/283/223』

●Experience Design Group, Dell Inc.
教育用ノートパソコン『Latitude 2100』

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