【ホンダ フィットHV 発表】目立たずハイブリッドに乗りたい人に

自動車 ニューモデル 新型車
本田技研工業 取締役日本営業本部長の小林浩氏
本田技研工業 取締役日本営業本部長の小林浩氏 全 5 枚 拡大写真

取締役日本営業本部長の小林浩氏は『フィットハイブリッド』について、「『目立ちたくない。だけど、ハイブリッドに乗っておきたい』という需要に応えるもの」だと話す。『インサイト』が登場したときにフィットのHV化への要望があり、それに応えるというだけでなく、「今まで大きなクルマに乗っていた人が、サイズを落とすときに、自分なりに納得できる」という点も購入のきっかけにつながるという。

画像:フィットハイブリッド

一方、フィットハイブリッドの登場により、インサイトの役割も変わる。「今まではインサイトをみんなのハイブリッド車としてアピールしていたが、そのポジションは、さらに安くて室内が広いフィットハイブリッドに譲る」と話した。インサイトは、現在ホンダのラインナップから姿を消してしまった5ナンバーコンパクトセダンのポジションとして、より仕様・装備を充実させて販売につなげるねらいだ。

また、販売店においても変化があると予想する。今まではインサイトを見るために来店、値段でフィット、広さで『フリード』を検討するという流れがあった。これからは、ハイブリッド車を見に行くという点で相乗効果が期待でき、来店すれば、フィットハイブリッド、インサイト、『CR-Z』というラインナップで顧客を迎えることができるという。

なお、今後の販売については、フィットハイブリッドは「エコカー補助金なし」という前提の中でも購入を待っていた顧客が大勢いたとして、エコカー補助金終了後の営業展開にも自信を見せた。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. xEV時代の“痒いところに手が届く”サプライチェーンとは、名古屋大・山本教授が長瀬産業の最新ソリューションを解説PR
  2. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  5. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る