EVの走行可能距離を予測するカーナビ…パイオニア

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
パイオニア EVの走行距離を予測するシステムを開発…カーナビもEV対応に
パイオニア EVの走行距離を予測するシステムを開発…カーナビもEV対応に 全 4 枚 拡大写真

パイオニアは15日、電気自動車(EV)の走行可能距離を高い精度で予測するシステムを開発したと発表した。カーナビの地図情報などと予測システムを連携させることで、EVの走行可能な範囲や、適切な充電時期などを知らせることができるという。

今回開発したシステムは、同社のカーナビゲーションシステム『サイバーナビ』の、ガソリン車に対する燃費推定機能をベースに、EV特有の回生エネルギーまでも考慮し、EVの走行可能距離を高い精度で予測推定するもの。

システムでは、車両から取得した速度や加速度などの情報と、あらかじめ入力しておいた車重や車両寸法、バッテリー容量などのデータから走行抵抗を計算し、消費エネルギー量を算出。その数値を独自のモデル推定式に用いることで、EVの走行可能距離を高い精度で導きだすことができるという。

このシステムは、今後発売されるさまざまなEVに対応することができ、従来のバッテリー残量をもとに算出する手法よりも高い精度の走行可能距離を把握できるため、快適なEVでのドライブをサポートすることができるとしている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る