日本精工と東芝、次世代ステアリングシステムを共同開発へ

自動車 ビジネス 企業動向

日本精工と東芝は26日、次世代型の自動車用ステアリングシステムを共同開発することで合意したと発表、同システムを開発する合弁会社「ADTeck」を設立した。

環境対応製品としてハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)が注目される中、自動車の電動化が進展し、ステアリングシステムも電動化への需要が急拡大している。同システムには高度な安全性や信頼性が求められ、機器の小型軽量化、省電力化というニーズも高まっている。

両社はこうした自動車用ステアリング分野の事業環境変化に対応するため、機械技術含め日本精工の車載システムの安全技術・経験と、東芝の高度なエレクトロニクス技術とソフトウェア技術を融合、自動車の電動化に対応した先進的で安全性の高い自動車ステアリングシステムを効率的に開発する合弁会社を設立、本格的に業務を開始した。

新会社の本社は東京都品川区大崎に置く。資本金は2億円で、日本精工が51%、東芝が49%を出資する。従業員数は約60人の予定。

《レスポンス編集部》

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