富士通テン、ISO14001のグローバル認証対象拠点を拡大

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環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の登録認証書
環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の登録認証書 全 1 枚 拡大写真

富士通テンは2010年10月14日付けで、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格ISO14001のグローバル統合認証対象拠点に、新たに認証を取得した北米の子会社3拠点および国内サービス会社を追加した。

今回の対象拠点拡大で、富士通テングループの従業員カバー率は99.9%となり、世界でも最大規模の従業員カバー率での認証取得となる。

同社は環境への取組みをグローバルに推進するため1992年に地球環境委員会を設立し、地球環境憲章を制定して海外を含めたISO14001の認証を取得してきた。2007年には非生産拠点を含む国内全拠点でグループ統合認証を取得し、2009年には、地球規模で環境の取組みをさらに進めるため、業界に先駆けてISO14001グローバル統合認証を取得した。

今回、昨年度統合を見送った北米販社3拠点と、2010年4月に新規設立したサービス会社で新たに認証を取得、グローバル統合認証の枠組みに入れた。これにより10名以上の全拠点、従業員カバー率は99.9%となった。

効果として、世界各国で強化されつつある製品規制・化学物質管理などの動向を確実に把握、マネジメントシステムを通して各種管理ルールの統一を図りコンプライアンス体制を充実、グループ全体の環境影響を考慮した上で地球温暖化対策・生態系保全など目標を掲げ推進することでガバナンスを向上、の3点を挙げる。

また、今後の取組みとして、環境に対しての経営姿勢を海外にも展開し、従業員の意識改革を図るとともに、マネジメントシステム間の共通化・複合化を進め、より効率的でスリムな経営を目指すとしている。

《宮崎壮人》

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