横浜ゴム中間期決算…タイヤ事業好調

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横浜ゴムが発表した2010年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比17.9%増の2383億円と大幅増収となり、営業利益が83億円の黒字に転換した。前年同期は24億円の赤字だった。

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国内外でタイヤの販売が好調に推移したほか、ホース配管、シーリング材の販売も伸び、原材料費の上昇や円高による悪化を吸収した。操業度の改善やコスト削減が進んだことが利益を押し上げた。

経常利益は36億円、当期純利益が12億円の黒字に転換した。

タイヤ事業は売上高が前年同期比18.5%増の1849億円、営業利益が61億円の黒字となった。円高による為替差損があったものの、米国や中国を中心に海外販売が好調で、国内も新車用・市販用ともに販売が伸び、増収増益となった。

通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.5%増の5200億円、営業利益が同18.9%増の255億円、経常利益が同1.4%増の190億円、当期純利益が同0.1%増の115億円となる見込み。利益は販売拡大やコスト削減効果が予想以上で前回の予想を上回る見通し。

《レスポンス編集部》

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