STマイクロ、3軸加速度センサを開発 車載アプリ対象

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AIS328DQ
AIS328DQ 全 1 枚 拡大写真

STマイクロエレクトロニクスは、低消費電力・小型実装面積と高精度・堅牢性を兼ね備えた低G3軸加速度センサを発表した。

新製品は、車両追跡管理、イベント記録、不正使用モニタ、ナビゲーション機能を強化する推測航法を含む、広範な車載アプリケーションを対象としている。

新製品「AIS328DQ」は、3軸全ての加速度を検知し、動きと傾きの情報を高分解能デジタル信号に変換した後、標準SPIまたはI2Cインタフェースを介してマイクロコントローラに送信する。この加速度センサは、ユーザが選択可能な加速度検出範囲にわたって高精度な出力を提供、時間と温度変換に対する安定性を備える。

車載用IC向けの重要なストレス試験規格であるAEC-Q100に準拠する。マイナス40度~105度の広範な温度範囲で動作し、車室内やパワー系デバイスなどの自己発熱部品を搭載したモジュール内で使用可能。センサに内蔵されている自己診断機能を任意の時点で動作させることで、デバイスが正しく機能しているか確認できる。

この車載用加速度センサはサンプル出荷中で、2011年7-9月期に量産する予定。単価は大量購入時に約3ドル。

《レスポンス編集部》

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