F1ブラジルGP(7日決勝)を制し、チームにコンストラクターズタイトルをもたらしたレッドブルのセバスチャン・ベッテル。最終戦の結果次第でドライバーズチャンピオンシップとの2冠も充分ありうるとあって、本人も気合いがみなぎっている。
「本当に信じられない1日だったよ。汚れたグリッド側からのスタートは難しかったけど、いいスタートができたと思う。ニコ(ヒュルケンベルグ)がすごくホイールスピンしているのが見えた。それほどスペースは広くなかったけど、攻めるには充分だった」
「あとは後続をどんどん引き離し、レースをコントロールすることができた。でもセーフティーカーも入ったし、タイヤの温度が上がりすぎないように気をつけたのは正しい判断だったと思う」
「本当に言葉が見つからないよ。まだ信じられない。今シーズンは決して楽な戦いではなかったからね。特に韓国みたいなレースの後ではなおさらだよ。チームが一丸となって1-2フィニッシュを決め、最終戦を残した段階でコンストラクターズタイトルを獲得できたことは最高だよ。チームの仲間は僕がF1に来る前からここにいた連中ばかりだからね。それだけに心から誇りに思う。本当に最高の気分だ」
「あとはドライバーズチャンピオンシップを残すのみだからね。もちろんアロンソをやっつけたいよ!」とベッテルは語っている。