【トヨタ ラクティス 新型発表】ブルーにこだわったカラーバリエーション

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ラクティス
ラクティス 全 6 枚 拡大写真

2代目『ラクティス』は、当初より欧州への輸出が決まっていた。そこでボディカラーも「上質感やプレミアム感と、いままでのラクティスとしてのアクティブ感を継承したものを選びました」とデザイン本部デザイン開発部カラーデザイン室の居垣富美子さんは話す。

また新色のサテンブルーマイカメタリックについては、「サテンのような滑らかな質感を表現したくて作りました」といい、「ブルーというのはどのクルマにも設定はありますが、紫でもない、青でもない絶妙な色相を狙うことで日本人の繊細さや技術力が表現できるのではないかとあえてチャレンジして開発しました」という。

また、なぜブルーかというと、「『ラクティス』の活き活き、きびきび走るというイメージに合うのと、先代のブルーの評判が良かったのであえて新しいブルーにチャレンジしたのです」。

そして、このモデルから「レピス」という仕様が登場した。当初は女性に特化して開発していたが、途中から観点を変えたと居垣さんは話す。それは、最近は男女の性別差が無く、テイストでセグメントするのではないかと考えたからだという。その結果、「インテリアはブラックとライトブルー&ブラックの2種類の展開としたのです」。このライトブルーとの組み合わせは、「爽快感をストレートに表現しました。いままでにない黒とライトブルーのコンビネーションで、はじめ見たときはびっくりするかもしれませんが、自信があるのでぜひ乗って欲しいです」と笑顔で語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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