志賀自工会会長、来年の国内需要は「秋口から浮上へ」

自動車 ビジネス 企業動向
ハイブリッド車のモーター用磁石などにレアアースが使用されている
ハイブリッド車のモーター用磁石などにレアアースが使用されている 全 2 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は17日の定例会見で、2011年の国内新車市場について「東京モーターショーを控えた秋口から浮上するよう盛り上げていきたい」と語った。

自工会は同日、11年の新車需要が今年の見込み比で9.9%減となる446万5000台との見通しを発表した。09年を下回り、450万台を割り込む厳しい見通しとなっている。

志賀会長は、予測の背景について「今年9月までエコカー補助金の効果で非常に伸びが高くなった。来年は同月まではプラスを確保するのは厳しい」と指摘し、前年比で増加に転じるのは10月以降との見方を示した。

一方で志賀会長は「エコカー減税は継続されているとの告知に力を入れたい。モーターショーに向け、各社からは環境性能の高い新モデルなども投入されるので、需要の盛り上げに取り組みたい」と、業界レベルで市場の活性化に取り組む方針を強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る