【高速道路新料金】割引基本方針固まる

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高速道路の料金割引について、馬淵澄夫国交相と与党・民主党の玄葉光一郎政調会長が24日に打ち合わせを行った。その場で民主党からの提案を踏まえた基本方針が了承された。

東名、名神などのNEXCO系高速道路については、二輪車や普通車は土日休日1000円を継続する。また、平日にも上限割引を拡大して、上限2000円とする。

また、貨物車には上限制を導入せず、大口多頻度、通勤・深夜など現在の割引を継続する。

本四道路は、今後、地方と調整するとし、具体的な料金は示されなかった。ただ、地方が求める高速道路の全国一律料金制度を視野に入れて、一定の配慮をする。

首都高速と阪神高速は、500円から900円の対距離料金制の導入を前提にしながら、接続するNEXCO系有料道路との乗り継割割引など細かい点について、地方の意見を取り入れた対応をする。

アクアラインは、千葉県などに負担を求めつつ、利用しやすい料金の導入を図る。

料金割引は「国民の負担を総じて増やさないことを原則」に考えられた。料金割引には、約2兆円の利便増進事業費が充てられる。

約2年間の料金割引となるが、同省の発表では「当面の間」として具体的な期間は定められていない。

《中島みなみ》

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