革新の技術満載の小型トラック…三菱ふそう キャンター

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●パワートレインに注目してほしい

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パワートレインを先行発表していた三菱ふそうの新型『キャンター』が発表された(2010年11月)。新型のウリは色々あるが、読者諸兄にとって最も関心が高いのはパワートレインだろう。

いや、言い方を変えよう。トラックに興味がない読者諸兄にも、パワートレインには注目してほしい。クリーンディーゼルはじきに乗用車にも搭載が増える種類のエンジンであるし、デュアルクラッチ式のMTは、AMT(自動制御式MT)の最新トレンドと言えるものだから、乗用車と比べてもメカニズムの最新ぶりは遜色ないものなのだ。

これだけの技術を搭載した小型トラックは日本でしかできない、と言っても言いすぎではない。もっともエンジンの基本的な設計はイタリアのFPT(フィアット・パワートレイン・テクノロジー)社によるものであるし、排ガス浄化の後処理システムである「ブルーテック」はダイムラーグループが開発したものだ。

つまり、新型『キャンター』の3つの技術的な柱のうち、トランスミッションにこそ三菱ふそうのこだわりが凝縮されていると言ってもいい。「DUONIC」は、三菱ふそうが独自に長年研究開発を重ねて作り上げた、トラック用トランスミッションの理想形である。

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《高根英幸》

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