JX日鉱日石金属、リチウムイオン電池正極材の生産能力を16倍以上に

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JX日鉱日石金属は、約92億円を投じて磯原工場(茨城県北茨城市)で車載向けリチウムイオン電池用正極材の製造能力を増強すると発表した。

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッドカー(HEV)などの次世代環境対応車の需要が増加する見通しで、これら環境対応車に必要不可欠な車載用電源としてリチウムイオン電池の需要も急速に高まっている。同社は正極材を使用したリチウムイオン電池が次世代環境対応車に本格採用される見通しになったことから、生産能力を増強する。

同工場のリチウムイオン電池の正極材の生産設備を設置して、生産能力を現在の年産300tから5000tと16倍以上に拡大する。新設備は2012年初めにも稼働する予定。

今回の増強設備の建設は経済産業省の2010年度「低炭素型雇用創出産業立地推進事業費補助金」の対象に採択されている。

《レスポンス編集部》

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