JX日鉱日石金属、リチウムイオン電池正極材の生産能力を16倍以上に

自動車 ビジネス 企業動向

JX日鉱日石金属は、約92億円を投じて磯原工場(茨城県北茨城市)で車載向けリチウムイオン電池用正極材の製造能力を増強すると発表した。

電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッドカー(HEV)などの次世代環境対応車の需要が増加する見通しで、これら環境対応車に必要不可欠な車載用電源としてリチウムイオン電池の需要も急速に高まっている。同社は正極材を使用したリチウムイオン電池が次世代環境対応車に本格採用される見通しになったことから、生産能力を増強する。

同工場のリチウムイオン電池の正極材の生産設備を設置して、生産能力を現在の年産300tから5000tと16倍以上に拡大する。新設備は2012年初めにも稼働する予定。

今回の増強設備の建設は経済産業省の2010年度「低炭素型雇用創出産業立地推進事業費補助金」の対象に採択されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る