人工心臓の開発や、意外なところではアポロ14号の月面探索車用ムーンタイヤなど、特殊ゴム製品の開発でも実績のあるグッドイヤー。その高い技術力を結集したラインナップを今年の東京オートサロンの会場では訴求した。
その中で、販売企画本部の福永耕大氏が紹介するのが、ハイグリップ&ハイレスポンスをテーマに創り上げられた『EAGLE RS Sport』だ。
特徴として、D1グランプリやヴィッツレースで培ったコンパウンドテクノロジーを導入したほか、新カーボン+新ポリマー、新グリップ強化剤を採用。特にグリップ性能を重視した設計で、低温時のグリップを上げ、高温時では熱ダレを抑制するという、モータースポーツユーザーにとってみれば理想的な特性に仕上がっているという。
福永氏は「EAGLE RS Sportはレースなどで走り始めた直後からオイシイ部分を使え、最後までその特性を維持できる、まさにオールラウンドなタイヤです」と話す。「とにかく“勝ちたい”と意欲のあるドライバーの方に使っていただきたい。まさに男のためのタイヤと言っていいでしょう」。
会場では、D1で活躍する車両の足元にもRS Sportがしっかりとその存在感を見せていた。