マツダは3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、コンセプトカーの『ミナギ』(勢)を出品する。
ミナギは、『CX-7』の下に位置する小型クロスオーバーを示唆したコンセプトカー。2010年11月のロサンゼルスモーターショーで披露された『シナリ』と同様、マツダの新しいデザイン言語、「魂動」が導入された。マツダが公表したイメージスケッチからは、力強いデザインが確認できる。
また、エンジンにはマツダの次世代ユニット、「SKYACTIV」が採用され、ドライビングプレジャーと高い環境性能を両立。この「SKYACTIV」の考え方は、トランスミッションやボディにも応用され、軽量化をはじめとするスペックの向上を推進する。
ミナギはコンセプトカーとしての出品だが、マツダは「次世代のマツダ車とブランドの方向性を示唆したモデル」と説明。近い将来、『CX-5』というネーミングで市販されると見られる。