ルノーと日産、中国市場の販売台数がトップ…2010年実績

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中国で販売するティアナ
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ルノー・日産が28日発表した、2010年暦年のグローバル販売実績によると、販売台数が過去最高の727万6398台(対前年比19.6%増)を記録。各国の販売台数では、トップは中国の103万8343台で、両社にとって最大の市場となっている。

続いて、2位が米国90万8570台、3位フランス80万3336台、4位ロシア69万9416台、5位日本64万7864台の順。

中国での販売台数を延ばしたのは日産で、前年比35.5%増の102万3638台。これに大きく寄与したのが、中型セダンの『シルフィ』(14万2367台)、およびフラッグシップモデルの『ティアナ』(14万0842台)。

全体の販売台数の内訳は、ルノーの販売台数が前年比14%増の262万5000台、日産の販売台数が同21.5%増の408万0588台。「ラーダ」ブランドの販売台数は、前年比37.6%増の57万0014台。

グローバル全需が11.8%増の中、ルノー・日産アライアンスの2010年の市場シェアは10.3%。

ルノー・日産アライアンスのカルロスゴーン会長兼CEOは、「2010年、ルノー・日産アライアンスは、販売台数および市場シェアで最高の業績を達成した。特に目覚しい成果を上げたのは新興市場で、アライアンスの全てのブランドでシェアを獲得することができた。」と述べた。

加えて「締結から12年を迎えるルノー・日産アライアンスは、自動車業界として最も成功しているパートナーシップとして、今後も生産能力の拡大や競争力ある商品投入によりグローバルプレゼンスを更に高めるであろう。」と述べている。

ルノー・日産アライアンスの主要10市場での販売台数
●中国:103万8343台
●米国:90万8570台
●フランス:80万3336台
●ロシア:69万9416台
●日本:64万7864台
●ドイツ:23万2661台
●英国:20万9812台
●メキシコ:20万7564台
●イタリア:20万1498台
●ブラジル:19万6073台

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