ホンダ第3四半期決算…アジアや北米の四輪車好調で大幅増益

自動車 ビジネス 企業動向
アコード(US)
アコード(US) 全 2 枚 拡大写真

ホンダが発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比149.5%増の4895億円と、前年同期の2倍以上の増益となった。

[写真:ホンダ・シティ(インド)]

四輪車の国内売上げ台数は同5.0%減となった。海外売上げ台数は欧州で減少したものの、北米やアジアで増加し同7.6%増の221万2000台となった。この結果、四輪車合計の売上げ台数は同5.3%増の265万2000台となった。

二輪車はアジアや南米を含むその他地域で増加し、売上げ台数は同20.9%増の851万1000台と大幅に増加した。汎用事業も海外が伸びて同20.3%増の347万9000台となった。

売上高は、金融サービス事業が為替換算の影響で減収となったものの、四輪車、二輪車、汎用の各事業の台数増加による増収の効果で同6.7%増の6723億円となった。

収益では、販売費・一般管理費の増加や為替差損などの影響があったものの、売上げ増加やモデルミックスの改善、増産に伴うコストダウン効果などで営業利益は同95.6%増の5235億円、税引前四半期純利益が同128.3%増の5539億円と大幅な増益となった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る