日本自動車工業会が発表した2010年12月の自動車生産実績によると、四輪車の生産台数は、前年同月比5.1%減の74万7947台と、3か月連続マイナスとなった。
国内向けがエコカー補助金終了による反動減で落ち込んでいるため、生産台数も低調だった。
乗用車は同6.1%減の64万5031台と3か月連続マイナスとなった。このうち、普通乗用車は同2.3%増の38万2613台、小型乗用車が同21.2%減の16万2792台、軽乗用車が同6.3%減の9万9626台だった。
トラックは同0.5%減の9万2740台で、輸出が好調だったため、微減にとどまった。バスは同28.0%増の2228台だった。
12月の輸出は同16.7%増と好調だったが、国内需要が同22.7%減の28万7851台と大幅に落ち込んだ。