WCOTY ワールドカーオブザイヤー、最終選考に日本車は リーフ のみ

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ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は1日、「2011ワールドカーオブザイヤー」の最終選考10台のリストを公表した。

ワールドカーオブザイヤーは、2005年にスタート。今回は2009年秋から2010年秋にかけてデビュー、またはマイナーチェンジを受けた新型車の中から最高の1台を選出する。条件は2010年末まで生産と販売を継続しており、世界2大陸、5か国以上でセールスしていること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。

投票は世界60名以上のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に実施。2011年4月のニューヨークモーターショーで、イヤーカーが決定する。

2011ワールドカーオブザイヤーのファイナリスト10台は以下の通り。

アウディA1
アウディA8
BMW5シリーズ
BMW X3
ジャガーXJ
ジープ・グランドチェロキー
メルセデスベンツSLS AMG
日産リーフ
ポルシェ・カイエン
ボルボS60/V60

日産『リーフ』とクライスラーグループのジープ『グランドチェロキー』を除く8台を、欧州車が占有。第1次選考39台にノミネートされていたホンダ『CR-Z』やレクサス『CT200h』、『LFA』、マツダ『5』(日本名:『プレマシー』)やスズキ『キザシ』などの日本車は脱落した。

ちなみに過去の結果は、2005年がアウディ『A6』、2006年がBMW『3シリーズ』、2007年がレクサス『LS460』、2008年がマツダ『デミオ』、2009年がフォルクスワーゲン『ゴルフ』、2010年が同じく『ポロ』と欧州車が有利。2011年は日産のEV、『リーフ』が栄冠を手にできるだろうか。

《森脇稔》

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