アウディ A8 防弾装甲仕様…AK-47に耐える

自動車 ニューモデル 新型車
A8L セキュリティ
A8L セキュリティ 全 5 枚 拡大写真

アウディは15日、『A8』の防弾装甲仕様車、「A8Lセキュリティ」を発表した。

このA8は、ロングホイールベースの「A8L」がベース。世界のVIPのニーズに応えるさまざまなセキュリティ装備を加えたモデルだ。

ボディパネルは厚みを増した専用鋼板に取り替えられ、窓ガラスにはポリカーボネート加工を実施。サイドシルも大幅に強化された。アウディによると、防弾性能は「VR7」規格を満たし、旧ソビエト連邦製のライフル銃、「AK-47」に耐えうるボディ強度を実現しているという。

また室内には、非常脱出装置、火災時の自動消火システム、毒ガス攻撃に備えた酸素吸入装置、携帯電話以外の連絡手段のインターコムを装備。ルーフには、格納式のサイレンが追加された。

エンジンは、直噴6.3リットルW12気筒ガソリンエンジン。最大出力500ps、最大トルク63.7kgmを引き出し、特殊装備によって重量が増したヘビー級ボディを、0-100km/h加速7.3秒、最高速210km/h(リミッター作動)まで引っ張る。

A8Lセキュリティは、今夏から販売開始。アウディは2012年、さらにエンジンバリエーションを拡大させ、セキュリティ車のニーズに対応する計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る