三菱自動車は2月28日、コスタリカ共和国の政府関係者や電力会社などの法人向けに、電気自動車『i-MiEV』の販売を開始すると発表した。
海外でのi-MiEVの市販は香港、オーストラリア、欧州に続くもの。ラテンアメリカ地域では初のi-MiEV販売国となる。首都サンホセ市では2月25日、三菱自動車の現地販売会社VEINSAやコスタリカ共和国大統領をはじめとする政府関係者、電力会社の幹部など約300人が出席して電気自動車の販売開始を記念するセレモニーが行われた。
コスタリカ政府は、環境保全に積極的に取り組んでおり、2021年までにCO2排出量をゼロとする「カーボンオフセット国」を目指している。この一環で電気自動車購入者への優遇措置として関税の免除を実施している。