住友電工、レアメタル不足で超硬合金を値上げ…自動車に波及も

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住友電気工業は、4月1日受注分から超硬合金素材の価格を10%以上値上げすると発表した。

超硬工具の主原料であるタングステンは、レアメタルの一種。現在、超硬工具やエレクトロニクス部品などの世界的な需要急増や中国の輸出規制によってタングステンの供給量が不足している。タングステンの中間原料であるAPT(パラタングステン酸アンモニウム)の国際価格は、昨年同時期対比で70%以上で史上最高値に達している。

同社では、生産性の向上などコスト低減に取り組んできたものの、原材料高騰の影響が大きいため、超硬合金素材の価格を値上げするとしている。

タングステンは、自動車電装部品や触媒にも利用されており、自動車の原材料価格が上昇する可能性は高い。

《レスポンス編集部》

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