『GO!』は、VW傘下となったイタルデザイン・ジウジアーロの手による小型MPVのスタディモデルだ。
全長は3990mmと『ポロ』の3995mm並みにコンパクトだが、ホイールベースは『パサート』と同じ 2700mmと長い。そのおかげで、有効室内長はフルサイズSUVを凌ぐ2038mm、荷室容量も400リットル(VDA計測法)を確保する。
パワートレインは、VWグループが自社開発したEVシステム「ブルーeモーション」。
1回の充電で最大 240kmを走行できるという。2次電池を前後の床下に分けて搭載することで、59対41という前後重量バランスを実現している。
プラットフォームは、フォルクスワーゲングループが2012年に導入予定の次世代「MQB」。このMQBは、今回のジュネーブで披露された2ドアスポーツコンセプトカー、フォルクスワーゲン『テックス』にも採用されている。