4月中旬に中国で開催される上海モーターショー。BMWグループが、『NEV』(ニューエナジービークル)と呼ばれるモデルを出品することが判明した。
これは15日、BMWグループの決算発表の席で、同グループのノルベルト・ライトホーファー会長が明らかにしたもの。NEVは、『5シリーズ』のロングホイールベース車をベースにしたプラグインハイブリッド車。中国で現地生産し、中国市場へ投入されるという。
現時点でBMWは、NEVの詳細に関して明らかにしていない。ただし、BMWは昨年3月のジュネーブモーターショーにおいて、5シリーズがベースのハイブリッドスタディモデル、『コンセプト5シリーズアクティブハイブリッド』を披露しており、NEVはこのプラグインハイブリッド版になると見られる。
BMWグループは、「NEVがBMWブランドの中国市場における地位を、さらに強固なものにするだろう」と自信を見せている。