【東日本大地震】エクソンモービル、灯油と軽油ドラム缶数百本を被災地へ

自動車 ビジネス 企業動向

エクソンモービル・ジャパンは、政府による緊急用途向け燃料供給要請に対応、東燃ゼネラル石油の和歌山工場と極東石油の千葉製油所から今後数日間をかけて200リットルドラム缶入りの灯油と軽油数百本を被災地用に順次トラックで輸送する。

仙台の塩釜油槽所には、被害状況調査チームを派遣、貯蔵されている製品の出荷作業を3月19、20日にかけて実施する。これにより仙台地区の供給再開を迅速化できる見通し。

さらに、東燃ゼネラル石油の川崎工場から宇都宮、高崎、松本、上田に向けにガソリン、灯油、軽油を貨車で1日当たり約100車両分を出荷する。

このほか、同社グループの関東地方37か所、東北地方29か所の給油所を緊急重点サービスステーションに指定、救援車両や被災地に救援物資を輸送する車両に優先的に燃料を給油する。

一方、エクソンモービルの川崎工場は現在、完全復旧し、ガソリン生産量は震災前と同レベルに戻ったほか、和歌山工場、堺工場は、国内向けの製品生産を最優先に供給する。加えて、これら関西地方の製油所から、関東地方に製品を転送しており、関東地方では、既に震災前の供給レベルに戻っている。このため、関東地方では週明けにも燃料不足は解消に向かう見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る