コスモ石油は、堺製油所から航空自衛隊松島基地に200リットルドラム缶50本分の灯油を出荷した。被災地の救援活動などに役立ててもらうため。
東日本大地震の影響で東北・関東地方の燃料不足が深刻化しており、災害復旧活動や救援活動を展開する自衛隊などの活動にも支障が及んでいる。
この対策として同社は、西日本の稼働中の製油所から被災地用としてドラム缶による灯油の出荷準備を進めてきた。堺製油所から航空自衛隊松島基地への灯油の供給はこの第一弾となる。
同社では、被災地での燃料不足問題が解消するまで今後もドラム缶を活用して継続して出荷する予定。