日産、2012年春は新卒440人…環境技術・海外戦略に向け大幅増

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車は3月24日、2012年春に新卒を対象に約440人を採用する計画を発表した。

2012年度は、環境技術開発力強化、市場が拡大する新興国市場を中心としたグローバル化に対応するため、今春入社予定の256人から184人増やす。

3月11日に発生した東日本大震災の影響による採用計画の変更は無いとしている。

採用予定の内訳は、技術系・事務系が今春入社予定より87人多い約210人の採用を予定。選考では、ダイバーシティ(多様性)を重視した活動を継続する。同社は従来から新卒・既卒の区別なく採用している。

また、技能系については、同社の事業の海外比率が高まっていることに対応、グローバル展開する生産拠点のマザー機能を担う人材を今春よりも約100人多い約230人を採用する予定。

選考活動は、東日本大震災の被災地をはじめ、全国の学生に公平な機会を提供するため、オープンエントリーでの選考時期を予定していた4月から原則6月以降に延期する。

このほか、採用スケジュール複線化のための「通年採用」、採用チャネルを複数国に展開する「グローバル採用」、オープンエントリー以外での「ジョブマッチング採用」、「共同研究や産学連携を通じた採用」にも力を入れる。これらの採用方法も、被災地域の学生に最大限配慮をしながら、それぞれの選考スケジュールについて柔軟に対応する。

《レスポンス編集部》

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