トヨタ豊田社長が被災地入り「これからも東北の地で」

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豊田章男社長(工場)
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トヨタ自動車の豊田章男社長は、3月27日に東日本大震災の宮城県に入りして被害状況を見て回った後、29日に「これからも東北の地でモノづくりをやっていこう」とのコメントを発表、深刻な被害を受けた東北地方での生産継続を表明した。

豊田社長は、仙台港やトヨタ系ディーラー、完成車や部品の生産工場などの現場をまわったほか、同社グループ会社の工場のある大衡村役場、大和町役場も訪問した。

被害の深刻さを痛感しながら「トヨタとして今後も被災地の方々にお役に立つ支援を継続していきたいという思いをさらに強くした」としている。その上で東北地方での生産を継続し「一日も早く東北のモノづくりを復興させ、地域の皆さまの明るい笑顔を取り戻したいとの決意を新たにした」と述べた。

東北地方では、トヨタ自動車の部品工場のほか、グループで完成車を生産するセントラル自動車や関東自動車工業の工場が被災、現在も生産を停止している。

《レスポンス編集部》

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