開発にアクシデント…TTマン島レース電動マシン プロスタッフ

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Prozza TT零-11(イメージ)。マン島TTレース Zeroレース・チャレンジャー
Prozza TT零-11(イメージ)。マン島TTレース Zeroレース・チャレンジャー 全 2 枚 拡大写真

プロスタッフ(愛知県一宮市)は16日、同社のウェブサイト上でマン島TTレース参戦の電動バイクを公開した。同日の『Team Prozzaのマン島TT 挑戦ブログ』に「完成間際に重大アクシデント発生!!」というタイトルで掲載した。

連結したバッテリーを制御するBMS(バッテリー・マネージメント・システム)装置の回路が、限界性能テスト中に故障。しかし、提携先企業が東日本大地震の影響を受け、装置の再製作が不可能となったことを伝えている。

そのためバッテリー制御を入手可能な汎用品で代用。4月27日のマシンの船積みに間に合わせることに全力を尽くしている状態だ。

当初は「入賞を目指す」(廣瀬社長)はずだったが、「現状では勝つことよりもまず出走」(同社広報課)を目指す。

「Prozza TT零-11」マシンは4点の写真で紹介されている。フレーム、フロント下から電動モーターがのぞく写真、バッテリーユニットを詰め込んだアップ、カウリングの製作風景だ。

ブログは次のような言葉で結ばれている。「出走できるかどうか、チームプロッツァは今まさに正念場を迎えている」(同社広報課)。

《中島みなみ》

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