高級自転車用ディスクブレーキローター材、住友金属直江津が開発

自動車 ニューモデル モビリティ
シマノのマウンテンバイクコンポーネント「XTRシリーズ」に採用された
シマノのマウンテンバイクコンポーネント「XTRシリーズ」に採用された 全 2 枚 拡大写真

住友金属直江津は、同社が開発した耐摩耗性と放熱性に優れた3層クラッド鋼板が、シマノのマウンテンバイク用ディスクブレーキローター材として採用されたと発表した。

【画像全2枚】

自転車のディスクブレーキローター材料は、耐摩耗性の高いステンレス鋼板が使用されている。特に競技用マウンテンバイクでは、長い下り坂の連続ブレーキでローターが加熱し、ブレーキ性能の低下を招くことがある。これを防ぐために耐摩耗性と高い放熱性も備えたローター材料が求められてる。

今回、住金直江津はシマノの要望に対応し、ローター材料として両外層に耐摩耗性に優れたステンレス、中間層にアルミを配した3層クラッド鋼板を開発した。ブレーキ時に発生した熱は、外層のステンレスから熱伝導性の良いアルミを通してローター表面全体に伝わり、空気への放熱面積を広げることで、放熱性を高めた。

シマノのマウンテンバイク用最高級パーツ「XTRシリーズ」の2011年モデルのローター材料として採用された。

連続ブレーキ時のローターの温度上昇を従来の約半分に低減し、安定したブレーキ性能を実現したほか、約3割の軽量化にも結び付いた。

今後、ローター材料以外の分野で、今回開発したステンレス/アルミ/ステンレスの3層クラッド鋼板の特徴である「耐摩耗性と放熱性の両立」を活かした用途開拓を進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  3. トヨタ『ライズ』次期型はRAV4デザインか⁉…6月のスクープ記事ベスト5
  4. 【日産 リーフ B7 新型試乗】初代リーフのトラウマを、最新モデルで晴らす…中村孝仁
  5. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る