電気自動車普及協議会、EVビジネスなど新たに3部会を発足

エコカー EV
EV普及促進を目的とする電気自動車普及協議会が新たに3部会を発足したと発表
EV普及促進を目的とする電気自動車普及協議会が新たに3部会を発足したと発表 全 1 枚 拡大写真

電気自動車普及協議会は27日、発足以来活動してきた「EVコンバージョン部会」に加え、新たに3部会を発足することを発表した。

ひとつは「EVビジネス情報部会」で、グローバルマーケットリサーチとして国内外の自動車産業・周辺産業調査を行う。カーナビ・IT等、EVとその関連情報技術の標準化を担う分野、協議会会員同士の情報ニーズ探索・情報交流を促進するなどの分野を中心に活動していく。同協議会幹事で、ナノオプトニクス・エナジーの藤原洋社長が部会長をつとめる。

2つめが「超小型モビリティ部会」。高齢化社会を見据えた小型二人乗りEVの普及、規格標準化・安全性基準の設定等を目的とする。アドバイザーに、東京大学高齢社会総合研究機構・機構長の鎌田実教授、群馬大学大学院工学研究科・連携大学院客員教授の松村修二教授を迎え、さらに関連省庁や地方自治体、学術関係の専門家を加えた部会メンバーで上記のテーマについて議論。安全性基準設定のほか、ベンチャー企業の参入を促すためのスキーム作り等にも取り組む。代表幹事のタジマコーポレーション田嶋伸博社長が部会長をつとめる。

3つめが「地域コンソーシアム部会」で、各自治体で行われている、EV・PHVタウン構想等についての情報交流や、各種支援をおこなう。年4回程度の活動を予定。全国各地で部会を開催し、EV・PHVタウン構想への取り組み先進例の視察や、各担当者による情報交換や勉強会の開催、課題解決のための議論等をおこなう。部会長は、同協議会アドバイザーの長崎県産業労働部政策監・EV&ITS推進担当の鈴木高宏氏がつとめる。

各部会は会員企業、団体、個人からの参加受付をおこなっている。部会への参加には、協議会への加入が必要。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  5. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る