スズキ、前期営業利益は35%増の1069億円

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マルチスズキAスター(インド)
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スズキは10日、2011年3月期連結決算を発表した。アジアを中心に4輪車が好調で世界販売は12%増の264万2000台となり、営業利益は10年3月期比34.7%増の1069億円と大幅な増益を確保した。

売上高は5.6%増の2兆6082億円、純利益は56.2%増の452億円だった。インドの4輪販売は30%増の113万3000台、また中国は11%増の29万台とアジアの新興市場でいずれも好調だった。

今期の業績予想は東日本大震災の影響によって合理的な予測が困難として開示を先送りした。今後の生産回復見通しについて鈴木修会長兼社長は「4〜5月は前年の7割水準での国内生産ができているが、6月以降の見通しが皆目明らかにならない」と述べた。

また海外生産については、部品の供給に時間差があるため「6月末までは何とか行けるのでは」との見通しを示した。

《池原照雄》

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