チャイルドシート/ベビーシートは“回転型3STEP”が人気…アカチャンホンポ

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ベッティーノフィール。価格:4万9350〜5万9850円
ベッティーノフィール。価格:4万9350〜5万9850円 全 1 枚 拡大写真

チャイルドシート(ベビーシート含む)は、装着が義務となったここ10年間に様々な機能が開発され進歩してきた。ベビー用品専門店「アカチャンホンポ」のバイヤー唄野覚史氏は、チャイルドシートを選ぶ基準が変化してきていると言う。

「『赤ちゃんのためになる機能』を気にする方が増えた。以前は『価格』を重視して選ぶ方もいたが、最近は『機能』を重視し、一番に『赤ちゃんの乗りやすさ』を、次いで『ママ・パパの使いやすさ』をチェックする。チャイルドシートは機能が複雑なためか、説明を聞きに来店し、店頭で吟味する方が多い」

育児用品においても価格志向の二極化が進み、安価なもので充分と考えられる製品は格安ショップなどで購入し、納得がいく機能や製品にはお金を惜しまない。「チャイルドシートは赤ちゃんの命を守るもので、お金を出す価値があるという認識が高まってきている」と唄野氏。

現在、人気のあるチャイルドシートは、ベッドにもなりイスにもなる“3STEP”タイプだ。「従来のチャイルドシートは、大半が後ろ向きから前向きへ2段階に変化する“2STEP”。最近は、赤ちゃんの快適性を考えると『ベッド機能』が、ママ・パパの使いやすさを考えると『回転機能』が重要と考える方が増えた。その両方をそなえたのが回転型3STEPだ」。

3STEPタイプでは、2010年8月に発売されたアップリカ『ベッティーノフィール』の売れ行きが良く、同年9月以降アカチャンホンポ全店合計で毎月単品売上1位となっている。安価なチャイルドシートは1万円くらい、中心価格帯は2万~3万円であるにもかかわらず、約5万円するベッティーノフィールが1位というのがトレンドの変化を表わす。

これからの売れ筋は、ファッション性重視だと唄野氏は予測する。「現在は黒や茶色の製品がほとんど。チャイルドシートにはベビーカーの傾向が遅れて反映されるので、ベビーカーがカラフルになっているから、同じ傾向が出てくる。一方で機能重視は当たり前となり、機能がより充実した製品もでてくるだろう」。

2000年4月1日から道路交通法により、6歳未満の子供が乗用車に乗る際のチャイルドシート着用が義務化された。しかし10年時点でチャイルドシートの着用率は56.8%だ(JAF・警察庁調べ)。

同じ10年にアップリカ・チルドレンズプロダクツが調査した結果によると、子どもを車に乗せる際、必ずチャイルドシートに乗せると回答した親は39.7%だった。チャイルドシートを使用しない理由は、1位が「赤ちゃんが激しく泣くから」、2位が「赤ちゃんが嫌がるから」であり、赤ちゃんが苦しそうなのでベルトを緩めにつけることのある親が27.1%いることも明らかとなっている。

《高木啓》

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