スバルオブアメリカは6月1日、5月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は2万0036台。前年同月比は15.3%減と、9か月ぶりに前年実績を割り込んだ。
乗用車系では09年5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比10.5%増の8431台をセールス。23か月連続で前年実績を超える売り上げを達成するとともに、5月の販売記録を塗り替えた。
『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は3618台を登録し、前年同月比は0.9%増と9か月連続で増加。こちらも5月の販売新記録を樹立した。一方、モデル末期の『インプレッサ』は2610台にとどまり、前年同月比は38.6%減と、9か月ぶりのマイナスとなった。
ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が5193台をセールス。前年同月比は34.9%減と、3か月連続で減少した。中型SUVの『トライベッカ』も18.6%減の184台と、4か月ぶりに前年実績を下回る。
スバルオブアメリカのティモシーM・コルベック副社長は、「減産によって5月販売はスローダウンしたが、本来の生産ペースに戻るのも近いだろう。2011年は過去2番目の販売実績を目指す」と意欲的だ。