ヒュンダイ米国販売20.7%増、過去最高…5月実績

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ヒュンダイモーターアメリカは1日、5月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、5月としては過去最高の5万9214台。前年同月比は20.7%増と、9か月連続で前年実績をクリアした。

乗用車系では、新型を10年2月に発売した『ソナタ』が、前年同月比7.3%増の2万2754台をセールス。2か月連続で2万台を超えた。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、11.6%増の2769台と23か月連続で前年実績を上回る好調さだ。

また、モデルチェンジした小型セダン、『エラントラ』は4月の2万2100台に続いて、5月は2万0006台を販売し、2か月連続で2万台を突破。前年同月比は104.5%増と大きく伸びた。新型フラッグシップサルーンの『エクウス』は221台と、2台の新型車が良好な立ち上がりを見せる。

SUV系では、09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』が、前年同月比0.7%減の4363台と後退。一方、『サンタフェ』は8.3%増の6671台と、6か月ぶりに前年実績をクリアした。

ヒュンダイの5月米国販売では、全体の34%を40マイル/ガロン(約17km/リットル)を超える低燃費車が占有。同社のデイブ・ズコフスキー副社長は、「ガソリン価格の高騰により、ヒュンダイ車に目を向ける消費者が増えている」と自信を見せている。

《森脇稔》

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