マツダ山内社長、メキシコ工場で中南米開拓加速

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マツダは17日、いずれも住友商事との共同出資でメキシコ工場を新設するとともに、ブラジルにディストリビューターを設立、中南米市場の開拓を進める計画を発表した。

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メキシコ工場は2013年度の操業開始予定で、『マツダ2』(デミオ)と『同3』(アクセラ)を合計で年14万台生産する。投資額は5億ドル(約400億円)。ブラジルでは12年度から当初は日本製車両の輸出により販売に着手する。

メキシコ工場での生産車は同国向けのほか、ブラジルを中心とした中南米諸国にも供給する。東京で会見した山内孝社長は「メキシコや世界4位の市場に成長したブラジルなど中南米市場の開拓を加速し、新興市場ビジネスの強化を確実に達成したい」と語った。

メキシコ工場、ブラジルのディストリビューターともマツダが7割、住商が3割を出資する。メキシコではフル稼働時に3000人の雇用を見込んでいる。

《池原照雄》

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