マツダ山内社長…車は欲求で進化、全方位対応は考えていない

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ山内孝社長
マツダ山内孝社長 全 6 枚 拡大写真

マツダの山内孝社長は6月30日、「車を走ることと、電気をためるという機能だけで捉えていいのか」との考えを示した。山内社長は同日都内で開いた新型『デミオ』発表会で一部報道陣に対し語った。

山内社長は「スマートグリッド社会では、車に対して走ることに加え、蓄電機能を持たせるという話があるが、車というのは本当に走る、電気をためるという機能だけで捉えていいのだろうか」と疑問を呈した。

「車というのはもっと我々の欲求、移動の欲求、あるいは走って楽しむ欲求など色々なものが合わさってここまで進化している。そのメインがやっぱりガソリン、ディーゼルエンジン車、いわゆる内燃機関なので、我々はそこをもっと追究していきたい」と強調。

さらに「そういう価値観を持っているお客さんを私どものブランドのコアユーザーとしたい。世の中すべてのお客さんに全方位で対応するという考えは持ってない。そういう熱狂的なお客さんに対して私どもは車が提供できる中規模のメーカーでありたい」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る