スバル富士重、マレーシアで小型SUVを生産委託

自動車 ビジネス 企業動向
マレーシアで生産するSUVの車名は明らかにされていない。写真はスバルXVコンセプト(上海モーターショー11)
マレーシアで生産するSUVの車名は明らかにされていない。写真はスバルXVコンセプト(上海モーターショー11) 全 3 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は7月6日、タンチョングループとマレーシアにある同グループの工場でのスバル車をノックダウン(KD)生産することで合意したと発表した。

生産委託契約をタンチョングループのマレーシアでのスバル販売特約店であるTCスバルと締結し、KD生産は同グループ会社のタンチョン・モーター・アッセンブリー(TCMA)の既存工場を利用する。

同工場でスバルの小型SUV(車名は明らかにされていない)を年間5000台程度の規模で2012年10月から生産を開始する。また、KD生産車は同グループのスバル販売網を通じてマレーシア国内、タイ、インドネシアで販売する予定。

タンチョングループは、1987年にシンガポールでのスバル販売特約店となって以来、永年にわたってアジア地域でスバル車を販売してきた。TCMAは設立当初の1974年から日本車、欧州車のKD生産を受託、1986年にはスバル車のKD生産も手がけるなど、自動車の生産、品質管理で高いノウハウを持つ。

富士重では、初期投資を抑制できるとともに、委託契約成立から早期の生産開始が可能となることからタンチョングループへの委託生産を決めた。今回の委託生産を機に市場規模が大きく、成長の著しいアセアン地域でスバルの拡販を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る