日産、グローバル本社にEV充電向けCIS薄膜太陽電池を設置

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日産グローバル本社に設置された太陽電池パネル
日産グローバル本社に設置された太陽電池パネル 全 3 枚 拡大写真

昭和シェル石油と、太陽電池子会社のソーラーフロンティアは、日産自動車に約40kWのCIS薄膜太陽電池の供給と設置を支援したと発表した。

今回日産に供給したCIS薄膜太陽電池は、日産自動車グローバル本社(神奈川県横浜市)の低層階屋上に設置され、発電された電力は、主に同社内に設置された電気自動車(EV)向けの充電システムに使用される。日産のEV『リーフ』換算で年間約1800台分の充電が可能となる。

日産と昭和シェル石油は、経済産業省が進める「2009年度電気自動車普及環境整備実証事業(ガソリンスタンド等における充電サービス実証事業)」の委託事業の一環で、CIS薄膜太陽電池と車載用リチウムイオンバッテリーとを組み合わせた急速充電システムの実証試験を行ってきた。今回のシステムはこの成果。

ソーラーフロンティアが供給したCIS薄膜太陽電池は、最大出力40kW。これにリーフのリチウムイオン電池、山洋電気の定格出力40kWのパワーコンディショナー、山洋電池の定格出力200kWのグリッド管理装置などを組み合わせる。

日産に供給したCIS薄膜太陽電池は、ソーラーフロンティアが約20年間にわたって蓄積してきた独自技術によって生産した。CIS薄膜太陽電池は、短い製造工程により少ないエネルギーで生産され、原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・生産される。

《レスポンス編集部》

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