浜岡原発に18mの防波壁 津波対策を策定

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防波壁(T. P. +18m)の設置などによる発電所敷地内への浸水防止
防波壁(T. P. +18m)の設置などによる発電所敷地内への浸水防止 全 1 枚 拡大写真

中部電力は7月22日、「浜岡原子力発電所」の津波対策を策定した。発電所敷地海側に設置する防波壁については、福島第一原子力発電所での津波遡上高も考慮し、防波壁の高さを平均海面(※)から18mとした。

今回公表された津波対策では、「浸水防止対策」として防波壁の設置による発電所敷地内浸水防止対策を実施するとともに、敷地内浸水時に建屋内浸水防止対策を実施。

また、福島第一原子力発電所で発生した「全交流電源喪失」「海水冷却機能喪失」を仮定した場合、確実かつ安全に冷温停止に導くことができるよう、多重化・多様化の観点から冷却機能を確保する対策として「緊急時対策の強化」を図るとしている。

今回の津波対策の工事費は概算で約1000億円程度。同社では、津波対策工事を2012年12月に完了する計画。

※東京湾平均海面を基準とする。

《レスポンス編集部》

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