三菱自動車青砥常務「われわれは恵まれていた」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車青砥常務「われわれは恵まれていた」
三菱自動車青砥常務「われわれは恵まれていた」 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車は1日、2011年度第1四半期決算を発表した。青砥修一常務はその決算を振り返り、「われわれは恵まれていた」と感想を漏らした。

なにしろ今回の決算では、自動車メーカーの多くが東日本大震災の影響で業績を落としている。そんな中、三菱自動車は最終損益が前年同期117億円の赤字から42億円の黒字に転換。4~6月の世界販売台数も26万7000台と前年同期に比べ16%増加した。

震災影響が限定的だった三菱自動車は、いってみれば“鬼の居ぬ間に洗濯”という状況だったといえる。そんなことで、上期(4~9月期)の業績を上方修正したにもかかわらず、通期の見通しは据え置いたまま。

「下期はいろいろな意味で今までのような状況を維持することが難しくなって、競争が激化してくると思う。たやすく今の年度計画を守りきることができるのかなと感じており、いろいろな対策を打つ必要がある」と青砥常務は弱気な姿勢を見せていた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. HKS、スバル・トヨタ車向け限定ステアリングの受注期間を大幅延長 2026年1月まで
  2. ポルシェ『GT1』の再来、920馬力のGTハイパーカー『GTH』デビュー
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  5. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る