究極の環境対応車として、各自動車メーカーが開発にしのぎを削っている燃料電池車。GMのトップが、その市販化計画の延期をほのめかした。
これはGMのダン・アカーソンCEOが7月31日、CNNとのインタビューの中で明らかにしたもの。同CEOは、GMが燃料電池車の研究開発を続行するとした上で、「現状では価格とインフラがネックだ。燃料電池車が現実となるのは、早くても2020年以降だろう」と話したという。
GMは当初、2015年に燃料電池車を市販し、2022年までに価格的に競争力のある設定にする計画だった。燃料電池車の普及は、まだまだ先の話となりそうだ。