経営不安定状態が続くスウェーデンの名門、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社が、9月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショーへの出展を見合わせたことが判明した。
これは15日、サーブの公式ブログ、『Inside Saab』が明らかにしたもの。同ブログによると、現時点での資金不足を理由に、サーブはフランクフルトモーターショーに参加しないことを決断したという。
同社は「グローバル規模でサーブの存在感をアピールするには、フランクフルトは最高の舞台。しかし、トロールハッタン工場の生産再開など、優先すべき課題が山積している」とコメントしている。