世界の監視カメラ市場、中国で急激な伸び…矢野経済研究所

自動車 ビジネス 海外マーケット

矢野経済研究所は、世界の監視カメラ市場の調査を実施して結果をまとめた。

調査は今年4〜7月に日本・欧州・米国・中国・韓国・台湾の主要ブランド監視カメラメーカーを対象に面談や電話などで調べた。

調査結果によると、2010年の世界の主要ブランド監視カメラ40社の世界市場規模(出荷数量ベース)は前年比9.2%増の747万台だった。

世界的な治安の悪化が懸念されるなか、今後は中国を中心とするアジアや中近東などでの需要増を背景に2011年に798万台、2012年には879万台、2015年に1205万台と年率10%程度の成長率で推移すると予測する。

現在の中国市場はアナログカメラが主流で、一部にエンコーダを入れるなどIPカメラへの移行も見られ、中期的にはアナログからデジタルへ切り替わる可能性があると指摘。中国は国土が広く、経済地域も広域にわたることから、将来的には大規模な監視体制が構築される可能性もあると考えられ、今後、中国を中心に世界の監視カメラ市場は急激に拡大すると推測する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る