日立電線、次世代自動車向け電源ハーネス用小型コネクタを開発

自動車 ビジネス 企業動向
日立電線が開発した電源ハーネス用小型コネクタ
日立電線が開発した電源ハーネス用小型コネクタ 全 1 枚 拡大写真

日立電線は30日、次世代自動車向け電源ハーネスで、独自構造を採用した世界最小クラスの小型コネクタを開発したことを発表した。

ハイブリッドカーや電気自動車など、次世代自動車の駆動システムは、モータ及びインバータ、バッテリーと、これらの電気機器をつなぐ直流及び交流の電源ハーネスで構成されている。電源ハーネスは、エンジンルーム内の限られたスペース、かつ高温環境下で配線されることから、優れた柔軟性と高い耐熱性が要求される。

今回開発した電源ハーネス用小型コネクタは、メス端子、オス端子ともに平型形状とし、一つのばねで複数の端子に面圧を加える構造としている。独自のシンプル構造とすることで、同社従来品と比べてコネクタ部の体積を4割以上縮小。また、オス側コネクタと電気機器との接続形態を選択できるよう、ケーブル引き出しタイプとバスバータイプの2種類のバリエーションをラインアップした。

さらに、コネクタの接続後にばね力を加える構造を採用し、接続の容易さと高い耐振動性を両立。自動車の厳しい振動においても、安定した電気性能を維持することを可能としている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. 「高級感マシマシ!」新プライバシーガラス採用のトヨタ『センチュリーSUV』改良モデルに熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る