【フランクフルトモーターショー11】アウディ A6 新型に S6…燃費は25%向上

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新型アウディ S6(セダンとアバント)
新型アウディ S6(セダンとアバント) 全 10 枚 拡大写真
アウディは31日、新型『S6』の概要を明らかにした。実車は9月13日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー11でワールドプレミアされる。

S6は、新型『A6』シリーズの頂点に立つスポーツグレード。ボディタイプは、セダンとステーションワゴンの「アバント」の2種類が設定される。

新しいS6の心臓部には、同時に発表された『S7スポーツバック』と同じエンジンが収まる。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンを2個のターボチャージャーで過給した「TFSI」ユニットで、最大出力は420ps、最大トルクは56.1kgm。強大なトルクは、1400-5300rpmという幅広い領域で発生し続ける特性だ。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「Sトロニック」。駆動方式は、フルタイム4WDのクワトロ。新型S6は0-100km/h加速4.8秒(アバントは4.9秒)、最高速250km/h(リミッター作動)という動力性能をマークする。

新エンジンには、「シリンダーデマンド」と呼ばれる気筒休止システムを導入。高速道路での走行時など、低負荷時に、8気筒の半分の4気筒を休止する。その効果もあり、欧州複合モード燃費10.3km/リットル(アバントは10.2km/リットル)という燃費性能を実現。アウディによると、5.2リットルV10を積む先代S6と比較して、燃費は25%改善しているという。

《森脇稔》

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