住友金属、インド合弁工場でクランクシャフトの生産能力を増強

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住友金属工業、住友商事、インドのAmtek・オート・リミテッド3社の鍛造クランクシャフト製造合弁会社が、インドでのクランクシャフトの需要増に対応するため、第2鍛造プレスラインを設置すると発表した。

今回増設する第2鍛造プレスラインの生産能力は年産140万本。このため、合弁工場の生産能力は年間80万本から220万本に増える。投資額は10億ルピー(日本円で約19億円)で、2012年11月から稼働開始する予定。

住友金属は、自動車用クランクシャフトで世界の10%超のシェア獲得を目指し、日本・米国・中国・インドの世界4極体制で顧客のニーズに対応している。

インドの合弁工場は2010年4月から4000tプレスラインで操業を開始しており、現在の第1鍛造プレスラインは2012年後半にはフル操業となる。受注量は第1鍛造プレスラインの生産能力を大きく上回ってきており、今後さらに高まるであろう需要に対応するため、第2鍛造プレスラインの設置を決定した。

今回設置する第2鍛造プレスラインは、高速化、自動化など住友金属の最新のクランクシャフト鍛造技術を導入。今回の増設によって住友金属の世界での鍛造クランクシャフト生産能力は、これまでの930万本から1070万本となる。

《レスポンス編集部》

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